大銀杏は

大相撲において、十両以上の関取が結うことができる髪型である。

また、幕下力士でも、十両との取組がある場合や、弓取式を行う際には結うことができる。

髷の先端が銀杏の葉に似ていることからこの名がある。

歴史江戸時代、まだ力士も月代を剃っていた時代は今とは逆に髷の後ろを真上から見た時に銀杏の葉の形に似ているためにこう呼ばれていた。

本来は銀杏髷と呼ばれる結い方のバリエーションで、髷の部分が大きいものを大銀杏と呼び、江戸時代後期の武士に好まれた結い方であった。

当時の大銀杏の形態は谷風梶之助や雷電爲右エ門などの錦絵で今に伝わっている。

いつ現在の大銀杏に変わったかは不明だが1914年に行なわれた常陸山谷右エ門引退土俵入りの写真ではまだ髷の先端は開いていないように見える。

関取経験のない力士でも生涯1度だけこの大銀杏を結う機会が与えられる。

引退後の断髪式では最高位に関係なく大銀杏を結って行うことになっているためである。

ただし親方と話をつけずに逃げ出して辞めた場合、この機会は失われる。

明文化された規則としては、十両以上の関取は本場所では大銀杏。
update:2010年03月16日